カラオケバトルで出会いを?中国の歌アプリ「音遇」を使ってみた

人口大国の中国では、様々な人がいます。

そのために、ニッチな分野でサービスを作っても、ユーザー数のスケールが半端ない。同じ趣味を持っている人の出会うために、多種多様なSNSが存在しています。まだまだ小さいサービスですが、発想力と運営力にいつも感心します。

今日紹介したいのは、最近見つけた「カラオケバトル」をテーマにしたSNSとなります。

(UIを見る瞬間、若い!と感じますよね)

中国では、カラオケが日本並みに流行っています。20代、30代は勿論、私の親世代もお酒を飲みながらカラオケでワイワイします。自己表現が好きな民族だから(笑)。北京や上海を歩くと、電話ボックスみたいな「一人カラオケボックス」も良く見られて、スマホで支払えばいつでも歌えます。

とはいえ、カラオケをするには外出しないといけないし、一緒に行く人を探すのも面倒な時があります。「気軽に誰かとカラオケができること」を実現するために、このカラオケバトルアプリが作られました。

どこが楽しいのか?早速みてみましょう。

このアプリのユーザー登録は、中国本土の携帯番号がないとできません。携帯に送られた検証コードを入力したらすぐ使えます。性別、年齢などプロフィールを完成したらトップへ遷移できます。

デザインはかなり現代的、単純明快な色使いですね。

主に使う機能は「バトル参加」となります。バトルモードが2つあるが、とりあえず簡単なほうが勧められます。

「バトル参加」を押すと、オンラインマッチングが開始し、グループメンバーを探します。そこはMOBA(多人オンラインバトル)ゲームと同じです。6人が揃うとマッチングが完了し、全員が「準備」ボタンを再度押したらカラオケルームに入れる。準備しなかったメンバーがいると、もう一回マッチングすることになります。

マッチング中の画面
マッチング完了したら準備待ち

カラオケルームに入ると、同じグループのメンバーが一番下(丸いアイコン)に表示されます。この6人で一緒にカラオケバトルを行います。

早速バトルが始まる!

ある曲のサンプルが流れます。その同時に、黄色いカードでは歌詞も表示されています。

最初の曲をチャレンジするのは、一番目のメンバー。音楽が流れた後に、録音ボタンを押して、同じ曲の一部を正確に歌うことをチャレンジします。その曲のどのパートでも大丈夫です。

熱唱中♫

録音している時に、カラオケルームにいる全員が歌声をリアルタイムに聞こえます。そして下のチャットボックスに感想を入れたり、お花をあげたりすることができます。固定用語もいくつか用意され、タップすると称賛の言葉を直接送れます。

一番目の人が歌い終わったら、AIが歌声と原曲を比較し、成功か失敗かを判定します。成功すると、歌った人がポイントをもらえます。一時間ぐらい遊んでみたけど、判定の精度が丁度いいぐらいと感じました。

そして二番目になり、次の曲が出ます。

自分の番になると、まず流れている曲を聞きます。「この曲ができない!」と思ったら、「不会」(できない)ボタンを押して、チャンスを他人に与えることもできます。そこからはスピード勝負、「曲を奪う」ボタンが他のメンバーに表示されて、一番速く押した人がチャレンジし始めます。

自分の番では、曲が流れる時右に赤の「できる」白の「できない」ボタンが表示される
「できる」をタップしたら録音ボタンが表示

もちろん、チャレンジが成功したらポイントアップ!歌える曲が多くなると、点数もどんどん取れるような仕組みです。

このように2週回って、12曲チャレンジしてゲーム終了。獲得した点数によってバトルの結果が表示されます。

これはSNSなので、もちろん気になったメンバーと友達になって、後からダイレクトメッセージを送ったりすることもできます。一緒に歌ったことがあるから、話題を作りやすいですね。

もう一つのバトルモードは、ルールがもっと簡単:すべての曲は早い者勝ち。反応が遅い人だと、一曲も歌えないこともよくあります。より緊張感が溢れるモードです。

青いボタンでチャンスを奪う

「音楽の著作権はどうなっている?」と思う方もいると思います。実は現在中国で、音楽の著作権規制がかなり厳しくなっており、そのまま元の曲を使うのは当然できません。

ここでスマートな仕組みとなっています。

「音楽なしでユーザーに歌ってもらえばいい」という考え方です。バトル以外に、「サンプルを録音する」ボタンもトップにあって、そこで曲のサンプルを録音することもできます。

自分の歌声がサンプルとして沢山のカラオケルームに流れて、名前も一緒に表示されるから、自慢できますね。

しかし、そんな簡単に録音が採用されません。ほとんどの曲に沢山の録音が投稿されます。毎週ユーザーが投票して一番人気な録音を選んで、その週のサンプルとして流れます。

一人のユーザーは週一曲だけ、候補に出すことが可能です。ちゃんと自己ベストを作らなきゃ!

「Pick」ボタンで好きな歌声に投票

「そんなにできる曲がないよ」と思ったら、実はいろんなテーマも提供されて、年代別、歌手別、カテゴリー別のカラオケルームに参加可能。特に同じ歌手のファンたちが集まって歌うのは楽しそう。

それぞれのテーマからバトルを参加する

これでカラオケバトルアプリの遊び方を紹介しました。いくつか不足だと感じた点もあげますと、

①マッチングした後に準備を押さない人がいる。

「準備を押す」時間は6秒間ありますが、見落としたり、急にゲームができなくなったりする人がいてもしかたないですね。ただ、連続でカラオケルームに入れないことになるとイライラします。準備ボタンを一回無視すると、その後1分間マッチングができなくなるなど、罰則をきちんと設計すれば解決できると思います。

②真面目に歌わない人がいる

若者が多いので、ふざけた歌い方をしたり、取ったけど歌わなかったりする人もいます。真面目に歌いたいメンバーには失礼ですね。サービス側は、通報と取締を強化していますが、まだまだそのような現象が多く、これからの改善が必要ですね。

以上、カラオケバトルアプリ「音遇」の体験でした。中国では、他のカラオケアプリも沢山あるが、「出会い」「多人数バトル」を要素を入れる発想は初めてです。まだまだユーザーが少ないものの、いろいろよく設計されたなと感じました。

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