中国のIT事情を、広く、深く解読したい。それが最初の考えだった。
「アリババはオフライン小売に進出」「テンセントのWechat Payのマーケットシェア」「Weiboはまだ使われているか」「Tiktokはなぜ流行る」…そのような話は、徐々に日本のIT業界でも話題になり、注目を引くようになった。
ただ、ニュースの裏に、どういう背景、戦略、国民性があるのか、日本でも適用されるのか、中国との商談で一体何が肝心なのか、そんな情報はインターネットでなかなか見つからない。
七年前から、似てるようなものを中国向けに発信し続けた。テーマは日本。当時は、まだ中国で日本の「本当の姿」「日常生活」「社会文化」情報が少なかったため、有り難く中国でたくさんのフォロワーを得た。
中国人は、日本通になりつつある。一方で、日本ではまだ中国を深く知るための情報が少ない。
架け橋は、双方通行でないといけない。
ニュースだけではなく、ニュースの裏にある「面白い真実」を皆さんに伝えたい。自分もITの従業者のため、中国の業界に対する理解や、分析をシェアできたらと考えている。
もちろん、本業であるインバウンドマーケティング、中国向けSNSの運営、中国語コンテンツの創作についても沢山触れたいと思っている。
日本語はネーティブではないが、読みやすい文章を作るため頑張ります。
なぜ【IT茶室】なのか?
中国茶と日本茶の大きな違いがあり、中国茶は何度も何度もお湯入れて飲む。お湯を数回入れてから、初めて味が出るお茶も少なくない。
茶室で人が集まって、ゆっくり話しながら小さいな茶碗でお茶を楽しむ。一般人でも、家に茶室が設ける場合も多く、リビングルームのように、ここで会話が長く続く。
私たちもここで、長く深い話を、ゆっくりお茶を飲みながら楽しもう。
このインターネット世界の片隅に。